#58 Mr.お弁当 若生宏という男
代官山焼肉Kintanにはある生命体が出没する
その生命体は朝5時からせっせとキムチを詰め、切り揃えられた肉の枚数を数え、その肉を華麗に焼き、できたてアツアツの白米をブラックボックスへ敷き詰め、その上へ肉を並べ、蓋を閉じ熨斗を巻き上げる。
そして繰り返しその生命体は作業を続けると言われている。
この生命体はお弁当の魔術師かつ希少性が非常に高い生命体
『WAKOH(ワコウ)』と呼ばれる
WAKOH(ワコウ)は今日も相棒のバイクへ跨り、代官山焼肉Kintanへと向かう。
M78星雲から来たのがウルトラマンならば、WAKOH(ワコウ)はY29焼肉からやって来た生命体Wであり、シフトというカラータイマーを手に奮闘するのである。
ウルトラマンは3分だがWAKOH(ワコウ)は8時間奮闘することができる正に新時代のヒーローである
WAKOH(ワコウ)は言った
『お弁当作りへ行ってきます!!』
WAKOH(ワコウ)はウルトラマンの太陽エネルギーならぬ、WAKOH(ワコウ)の焼肉エネルギーを増大させ、8時間名一杯ギリギリまで働き続けるのである。
WAKOH(ワコウ)がなぜそれほど奮闘するのか?それは!!
『お客様へ温かなお弁当を!!!』
それがWAKOH(ワコウ)の流儀である
おっと!ちょっとお待ち下さい!!
スガシカオ兄さんの曲を流したいところですが、まだまだこらえていただいて!
こちらは希少生命体ですので慎重にいきましょう。
WAKOH(ワコウ)は言う
『趣味のお弁当作りへ行ってきます!!』
ここで一つ訂正しておきたいのは、お弁当は趣味ではなく仕事であるということ!
WAKOH(ワコウ)の肉焼きはもちろんプロの技であり、熟練の焼き技術で毎日焼肉弁当を皆様へお届けしているのです。
ではなぜ、WAKOH(ワコウ)はお弁当作りを趣味と言ってのけるのか、それは新時代のヒーローであるWAKOH(ワコウ)にも大きな壁があるからだ。
それは労働基準法である
※厚生労働省さま、決して批判はしておりません。そしてちゃんと守っております!!
シフトすらも凌駕し、仕事を趣味といいわけしお弁当作りをする部屋へ長居しようとする、WAKOH(ワコウ)
この希少生命体WAKOH(ワコウ)を休ませるために、同じ部である我々KINTAN IN THE HOUSEチームはWAKOH(ワコウ)の動向を監視下におこうと日々奮闘するのであるが、これがまた至難の業あり、そんな視線なんぞするりと潜り抜けてしまうのがWAKOH(ワコウ)である。
けれど、そんなY29焼肉からやってきた希少生命体WAKOH(ワコウ)を休息へ導かせる方法が一つだけある
それは、、、
山である。
WAKOH(ワコウ)は言った。
『なんで、苦しい思いをしてまで登るんだろう』
そう、本人すらその理由がわからないほどに魅せられている“山”
正に言葉にできないのである
そんなWAKOH(ワコウ)が撮影した山々
※どうぞ、頭の中のBGMは小田和正先生でお願いいたします。
美しき山
そして、寝ずにこの山々を走り抜け、睡眠という人間に必要な時間を削ってすら登るのである
意識薄弱な中もWAKOH(ワコウ)の山登りは続く
そんなWAKOH(ワコウ)の山登り
そう、WAKOH(ワコウ)のスケジュールは日々タイトなのである
そして下山し、WAKOH(ワコウ)はまた朝5時には代官山焼肉Kintanに出没し言うのである
『趣味のお弁当作りへ行ってきます!!』
そんなWAKOH(ワコウ)は、プロのテクニックで本日もお弁当作りへ勤しむ。
そんなWAKOH(ワコウ)が作ったお弁当は
お弁当専門店である
KINTAN IN THE HOUSEしぶちか
KINTAN IN THE HOUSE小田急ハルク
にて召し上がることができます✨
お近くへお寄りの際はぜひ召し上がっていただければと思います。
長々とありがとうございました(*´ω`*)
観察記録者👀 KINTAN IN THE HOUSE中平